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会社設立時の手続きの流れと必要書類

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会社を設立するためには、順序に沿った適切な手続きをおこなわなければなりません。また、手続きに必要な書類もさまざまなものがあるため、設立手続きに入る前に一度確認しておくと、会社をスムーズ設立することができます。ここでは、具体的な手続きの流れと必要書類を紹介します。

■会社設立時の手続きの流れ
会社を設立する際には、以下の4つの手続きを順番に行わなければならないため、注意が必要です。

1.会社概要を決定する。
商号、会社所在地、事業目的、資本金など、会社の基本事項を決定します。

2.定款の作成・認証
1で作成した概要を含めた会社の基本原則が記載された書類「定款」を作成します。
この書類は会社の憲法とも呼ばれるほど重要な資料であり、作成後は法務局にて認証する必要があるため、慎重に作成しましょう。

3.資本金の払い込み
資本金を発起人名義の銀行口座に振り込みます。
振り込みは発起人以外が行ってはいけないほか、定款が認証された後に振りこまなければならないため注意が必要です。

4.登記申請書類の作成・会社設立登記
登記書類を作成の上、法務局に申請をおこないます。
もし受理されれば会社設立完了となり、登記書類を申請した日が会社設立日となります。

■会社設立時の手続きに必要な書類
会社設立時には、すべての会社が計7種類の書類を提出する必要があります。
具体的な書類の内容は以下のとおりです。

1.登記申請書
2.登録免許税納付用台紙
3.登記すべき事項を記録した磁気ディスク
4.定款
5.印鑑届出書
6.資本金の払込証明書
7.取締役の就任承諾書
8.発起人の決定書
9.監査役の就任承諾書
10.代表取締役の就任承諾書
11.取締役全員の印鑑証明書

設立する会社が合同会社の場合には、上記の書類ではなく、9種類の書類で申請できる上、出資金額が1円でも会社を立ち上げることができます。
また、会社設立時にかかる費用も株式会社に比べ低額で、6万円程度から設立可能となっております。

上記はあくまでも設立時の手続きのみに注目していますが、このほかにも税務上の手続きや市区町村における手続きなどもあります。会社設立を効率よく、かつ正確におこないたい場合は税理士などの専門家に一度相談することをおすすめします。


もし会社設立の手続きにお困りの場合は、ぜひ葛田芳史税理士事務所にお問い合わせください。
葛田芳史税理士事務所では中央区、千代田区、台東区、江東区、港区を中心に、千葉県、埼玉県、神奈川県にお住いの皆様からのご相談を承っております。
顧問税理士の依頼はもちろんのこと、会社設立時の手続きまでお客様の税務管理全般のサポートをいたします。
会社設立の際に必要な資金繰りや節税対策にお困りの場合にも、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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